唐音の蛇岩

島根県

4.1

このエリアの観光情報

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大蛇が横たわる姿にそっくりな岩

鎌手の海岸にあり、長さ約300mにも渡る連なった海岸地形です。大蛇が横たわっている姿に似ていることから名付けられました。唐音の蛇岩は国の天然記念物に指定されており、自然の不思議さを感じられます。ここでしか見ることのできない珍しい姿の岩はぜひ目にしておきたいものです。

特徴・楽しみ方

定番自然

見どころ

ポイント 1

約300mに渡る黒褐色の岩脈！

唐音の蛇岩は隆起海食台地の唐音海岸にある、白色の石英粗面岩に蛇様に黒色安山岩が露出している岩脈です。幅は1m内外で、長さは300mに達し、屈曲している部分もあります。岩脈は一部に綱目状の模様が見られ、大蛇が岩盤に横たわるような形をしており、このような形状から「蛇岩」と呼ばれています。この岩脈は国の天然記念物に指定されており、周囲は切り立った海食崖で海食洞もあるため、美しい自然景観が広がっています！

ポイント 2

日本水仙が咲き誇る唐音水仙公園！

唐音の蛇岩には12月～2月の花期に200万球を超える日本水仙が咲き誇る唐音水仙公園があります。地域の人たちの手で植えられた水仙は、青い日本海をバックに一面に広がり、春には見事な花を咲かせます。また、唐音の蛇岩は、国の天然記念物に指定されている珍しい岩脈で、海食崖や海食洞もある独特の地形が見られます。唐音水仙公園は中国地方でも有数のスイセン観賞地として、話題になっています。訪れる人々は青い海と一面に咲き誇る水仙の絶景を楽しめますよ！

ポイント 3

蛇岩近くに位置する荒磯温泉！

画像引用：島根観光ナビ

荒磯温泉の荒磯館は唐音の蛇岩近くに位置しています。全室オーシャンビューの客室や絶景の露天風呂、日本海の新鮮な食材が自慢で五感を満たす大自然を楽しめます。荒磯館の周辺には、海食崖に削られた唐音の蛇岩や、益田市の市花である水仙が咲き誇る唐音水仙公園など、自然豊かな観光スポットが多数あります。また、荒磯館では地元の食材を活かした食事や、岩牡蠣やアワビなどの海産物も味わえます。唐音の蛇岩と唐音水仙公園を訪れた際には荒磯温泉の宿泊もオススメですよ！

ポイント 4

美術館と劇場が融合した芸術文化の複合施設

画像引用：島根県芸術文化センター　グラントワ

島根県芸術文化センターグラントワは島根県立石見美術館と島根県立いわみ芸術劇場が一つになった芸術文化の複合施設です。2005年10月8日に開館し、美術館や劇場、会議室や展示スペース、レストランなどがあります。施設名の「グラントワ」とは、フランス語で「大きな屋根」を意味しています。特に、美術館では、近現代の島根県ゆかりの画家の作品を中心に、さまざまな展覧会が開催されています。また、劇場では、演劇や音楽ライブなど、様々なイベントが開催されています。グラントワは芸術文化に触れることができ、唐音の蛇岩とセットで観光してみてはいかがでしょうか！

ポイント 5

万葉の世界に触れられる自然豊かな公園！

万葉公園は万葉歌人・柿本人麻呂や万葉の世界に触れられる、自然豊かな県立公園です。公園内には、万葉集に詠まれた植物が楽しめる植物園やオートキャンプ場、迫力満点の子どもの広場など、思いっきり遊んで楽しめる施設が揃っています。また、高台の人麿展望広場からは、人麿終焉の地「鴨島跡」を望むことができます。公園内には、蟠竜湖をはじめとする美しい景観が広がり、散策やピクニックにぴったりです。公園内には、総括機能を持ったセンターもあり、休憩やイベントの利用が可能です。万葉公園の整備事業の完成までの歴史や、公園内に残る古い歴史など、歴史にも注目してみることができます。このように万葉公園は、自然と歴史に触れながら思いっきり遊んで楽しめ、唐音の蛇岩と一緒に観光することをオススメします！

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観光

約200万球の日本水仙が咲き誇る岩脈！

唐音の蛇岩は島根県を代表する観光スポットの一つです。知る人ぞ知る穴場的な存在であるため、静かで落ち着いた雰囲気が味わえます。唐音の蛇岩は国の天然記念物に指定された珍しい岩脈で、黒褐色をした基性安山岩の一岩脈が約300mに渡って伸びています。岩脈は幅が1m内外しかないため、狭い場所を歩くような感覚で探検ができます。唐音の蛇岩周辺には、200万球を超える日本水仙が植えられた唐音水仙公園もあります。水仙と唐音の蛇岩が調和した景色は、素晴らしい自然美を感じることができます。ただし、道中は山道で未舗装の場所もあるため、適切な靴装備や注意が必要です。唐音の蛇岩を訪れた際は自然の美しさを楽しみながら観光してみてはいかがでしょうか！

基本情報

	住所	〒699-3506 島根県益田市西平原町
	営業時間	24 hours
	TEL	0856-22-7120
	Webサイト	http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/139347

平均レビュー

4.1

5件のレビュー

唐音の蛇岩をつくっている流紋岩、安山岩は火成岩の一種で、新生代後期古第三紀の3000万年前に地球表面に噴出した火山岩です。ここの岩脈は国指定の天然記念物です。周囲は切り立った海食岩で海食洞もあります。冬季には水仙が咲き誇るそうです。

水仙の甘い香りとジャングルジムのような岩。キレイな水しぶきと波の音。１日居ても飽きない場所。

明るい色調の岩の間に、まさに幅1メートル、距離にして数百メートルほどの、背にも腹にも鱗にも見えるような暗い色の岩が、蛇のからだのごとくくねるように、うねるように続いていて、見るだけでも圧巻、歩いてみるのはスリルがありつつも心が躍ります。唐音の蛇岩の木標があるところから一旦南の鎌手側に降り、その様を見上げて再び木標から土田方面の海へ歩いていくと、その様をより実感できると思います。お菓子のCMのキャッチコピーのようですが、ひと粒で二度も三度も…どころか、はかりしれなくその魅力を体感できます。ただ、この近辺もさることながら、水仙公園の駐車場から段差、勾配の激しい遊歩道を結構歩かなければならない上、木標のそばからも数百メートルとはいえ、足元にかなり気をつけなければなりません。天候が悪い、回復してもまだ足元が危ないという時のお出かけは絶対、なさいませんように。脚力、体幹力に自信があり、サスペンスドラマに出てくるような怖いところも平気、という方にはおすすめいたします！くれぐれも、ご自身で安全に留意して、スリリングでありつつも、国の天然記念物でもある素晴らしいシーンをご堪能いただきたいです。

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