浄妙寺

神奈川県

4.2

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鎌倉市の浄妙寺は、800年以上の歴史を持つ趣深い寺院。源頼朝の重臣によって創建され、美しい庭園や風格ある本堂が訪れる人々を迎えます。また、女性の病気や子宝祈願にご利益があるとされており、文化財も豊富で散策も楽しめます。洋館スタイルのカフェレストランや茶席体験など現代的な要素も取り入れつつ、四季折々の自然と共に静かな時間を過ごすことができます。

特徴・楽しみ方

定番歴史

見どころ

AI作成コンテンツ

ポイント 1

歴史ある寺院「浄妙寺」の静謐な境内

鎌倉市の浄妙寺は、足利義兼により創建された歴史深い寺院。静かな住宅街に囲まれたその境内は、四季折々の美しい自然と重要文化財が調和する癒しの空間です。洋風レストラン「石窯ガーデンテラス」で一息つきながら、源頼朝時代から続く足利氏ゆかりの地を感じてみてはいかがでしょうか。

ポイント 2

迫力ある本堂と四季折々の庭園

鎌倉市にある浄妙寺は、迫力溢れる本堂と四季折々の庭園が見どころ。春のボタン、秋の紅葉、冬のウメと一年を通じて楽しめます。また、「むくり屋根」を持つ本堂は風格漂う建築美で訪れた者を引き付けます。足利氏ゆかりの地でもあり、歴史的価値も高いこの場所で心静まる時間を過ごしてみませんか？

ポイント 3

文化財「木造退耕禅師坐像」の鑑賞

鎌倉五山の一つ、浄妙寺。その中でも特に見逃せないのが国指定重要文化財「木造退耕禅師坐像」です。鎌倉時代の緻密な彫刻技術が光るこの仏像は、歴史と芸術性を併せ持ちます。美しい枯山水庭園を眺めつつ、心静かにその風格ある姿を堪能してみてください。

ポイント 4

洋風レストラン「石窯ガーデンテラス」で一息

鎌倉市の浄妙寺にある「石窯ガーデンテラス」は、築90年の建物をリノベーションした洋風レストラン。美しい英国式庭園を眺めながら、石窯で焼き上げた本格的なピザやパスタ、そして伝統的なアフタヌーンティーセットを楽しむことができます。観光の合間に一息つく贅沢な時間を過ごす場所として最適です。

ポイント 5

茶室「蘭雪庵」での抹茶体験

浄妙寺の魅力の一つ、茶室「蘭雪庵」での抹茶体験は必見です。境内に佇むこの茶室は、月峰了然禅師が建てたとされ、その歴史と美しさに魅了されることでしょう。抹茶と和菓子をいただきながら、静かな時間を過ごす贅沢な体験は、心に残る思い出となることでしょう。

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基本情報

	住所	神奈川県鎌倉市浄明寺３丁目８−３１
	営業時間	9:00～16:30
	TEL	0467-22-2818
	Webサイト	https://www.trip-kamakura.com/place/183.html

平均レビュー

4.2

5件のレビュー

私事、鎌倉三十三観音霊場を巡礼しておりまして、ここ浄明寺は第九番札所です。鎌倉五山第五位でもあります。山門に拝観窓口（因みに拝観料は100円）が設けられ、御朱印は予めその窓口に御朱印帳を預け番号札と引き換えに下山の際に拝受する形式でした。まずは枯山水のお庭に魅せられました。雪を思わせる白い敷石に、福寿草、白梅と桜色の梅（？）、前の八番札所で初めて認識した山茱萸（サンシュユ）の黄色、本堂の青銅色の大きな屋根、白い雲が浮かぶ青空。更に本堂の裏山にも色んな事を忘れてしまいそうな素敵な空間が・・・、きりがありません。ああ、今日、来て良かった。小町通りの喧騒が嘘の様に静かな「奥鎌倉」です。山号の稲荷山（とうかさん）の「稲荷」とは隣接する鎌足稲荷神社を指しての事なのでしょう。「鎌倉」の地名の由来となったお稲荷さんだそうで🤔。三十三観音結願の際には「鎌倉通」になれそうです😊。あっ！　御朱印、忘れるところでした。

鎌倉の市街地から金沢街道を東へ進んだ先に位置する臨済宗建長寺派の仏教寺院。鎌倉五山の第五位の寺院として、かつては23の塔頭を有する大寺院でした。 1188年に足利宗家2代当主の足利義兼によって創建されたとされています。そのため足利氏と縁が強く、境内の墓地には足利尊氏や直義の父・足利貞氏の墓とされる宝篋印塔がある他、境内の塔頭で幽閉された足利直義が逝去したという記録があり、近隣には足利直義の墓と伝えられている史跡もあります。室町中期以降は戦乱や火災などで衰退し、現在は総門、本堂、客殿、庫裏というシンプルな境内になっています。 ■予約：不要 ■料金：100円（拝観料） ■アクセス性：京急バス「浄妙寺」徒歩3分

鎌倉五山の第五位の名刹。室町幕府を開いた足利尊氏の先祖にあたる足利義兼（足利宗家二代）が初代・源義康（八幡太郎義家の孫）の菩提を弔うため、1188年に真言密教の寺院の極楽寺を創建したのが始まり。後の正嘉年間（1257-59）、建長寺開山の蘭渓道隆の弟子・月峯了然が住持となってから禅刹に改め、寺号を浄妙寺と改めました。足利氏が開いた寺ということで幕府の庇護もあり、室町時代には、外門・総門・山門・仏殿・法堂・方丈・禅堂・経堂などの大伽藍を構えるほどに隆盛しますが、寺域に隣接して鎌倉公方の屋敷があったことから、寺も度重なる戦乱に巻き込まれ、1438年に起こった永享の乱以後は衰微し、江戸時代に入ってようやく復興を遂げたそうです。浄妙寺は、鎌倉市の中心部から横浜市の金沢に抜ける金沢街道から100メートルほど奥にあります。付近一帯の地名を「浄明寺」といいますが（地名は「妙」の代わりに「明」字を用いる）、往時はすべて浄妙寺の寺域だったのでしょう。今でも境内は狭くありませんが、最盛期は伽藍は建長寺や円覚寺に匹敵したのかも知れませんね。鎌倉の他の寺院と同様、浄妙寺でも関東大震災の被害は大きく、江戸時代に再建された諸堂の多くは失われ、現在では総門、本堂、客殿、庫裏で伽藍を形成しています。訪れた12月初旬は境内の紅葉が見事でした。本堂手前左手の大イチョウが散らした葉が黄金色の絨毯となって広っていました。戦火や天災により多くの寺宝も失われたと思われ、開山の退耕行勇の木造坐像（重文）以外は、若干の市指定文化財が伝わるのみですが、平成8年に国の名勝に指定された境内はいつ訪れても静かで美しく、今どき拝観料100円というのも特筆ものです。近所に住んでいたら毎日の散策コースに加えたいほどです。