会津武家屋敷

福島県

このエリアの観光情報

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会津文化を伝承・発信する歴史ミュージアム

会津藩の家老・西郷頼母の邸宅を復元した施設を中心に、歴史資料館や陣屋、茶屋などが軒を連ねます。表門に足を踏み入れた瞬間からタイムスリップ！会津武士の暮らしぶりや、会津の伝統文化に触れられます。

特徴・楽しみ方

定番歴史

見どころ

ポイント 1

豪華・壮大な西郷頼母邸は必見！

画像引用：ニッポン旅マガジン

会津武家屋敷の中心施設である西郷頼母の家老屋敷。2,300坪の広大な敷地面積を誇り、ひのきや杉を使用した豪華な造りの建物、38もの部屋が見る者を魅了します。施設内には精巧に作られた人型の蝋人形が多数置かれており、当時の生活を垣間見ることができます。施設内に身を置くと、まるで当時にタイムスリップしたかのよう。会津武士の暮らしに触れられる貴重な施設です。

ポイント 2

西郷頼母一族の自決シーンを再現

画像引用：人物辞典風雲伝

戊辰戦争時、西郷頼母の一族は女子供を含む21人が自決しています。当時敵であった土佐藩の中島信行が西郷邸に突入した際、自刃後死にきれずにうめいていた16歳の女性から『敵か？味方か？』と聞かれ、『味方だ』と答え、その女性は安堵の表情を浮かべて介錯を頼んだのでした。武家の女性とはいえ、自分の子どもを刺殺し、自らも自害した無念さは相当のものだったでしょう。そんな悲しい歴史を蝋人形によって忠実に再現しています。

ポイント 3

現代に残る貴重な代官陣屋

代官陣屋とは、代官の役宅や公務執行のための役所などの総称で、地方行政の拠点を指します。会津武家屋敷内にある「旧中畑陣屋」は、中村畑を含め七ヶ村を支配していました。こちらは復元移転された建物ですが、県の重要文化財に指定されています。屋内は非常に洗練された書院造り、屋根や土間には農民住居の手法がとられており、当時の行政施設を知ることができます。

ポイント 4

家族みんなで楽しめる体験コーナーで遊ぼう

画像引用：会津若松教育旅行ナビ

会津武家屋敷には、家族そろって楽しく学べる体験コーナーが充実。ガラス絵彫りでは、自分の好きな文字やキャラクターを描いてオリジナルのコップを作成でき、赤べこ・起き上がり小法師の絵付け体験では、会津の縁起物を自分で製作することができます。ほかにも、弓道体験や探検クイズカードなど、子どもが楽しめるイベントも多数存在。普段はなかなかできない体験を心ゆくまで楽しもう！

ポイント 5

九曜亭で会津の郷土料理を堪能！

画像引用：会津漆マリアージュ

会津武家屋敷内の見学をひと通り楽しんだあとは、九曜亭で腹ごしらえしましょう。九曜亭では、地元民に親しまれている郷土料理を存分に堪能できます。"会津の味"を贅沢に味わいたい方は、「会津三昧膳」がおすすめ。わっぱ飯やこづゆ、にしんの山椒漬など、代表的な伝統料理がずらりと並びます。ほかにも、会津漆器を使用した「勝鬨膳」「出陣天晴膳」など、”武家”を絡めた料理も提供。彩り豊かな会津の郷土料理を五感で楽しもう。

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歴史

西郷頼母邸を復元した歴史ミュージアム

会津藩の長老であった西郷頼母の邸宅を復元し、福島県の重要文化財を数多く収蔵する歴史ミュージアムです。江戸時代、会津藩は藩祖である保科正之のもと、大きな繁栄を遂げました。しかし、幕末には戊辰戦争が勃発し、会津は激戦地になったため、多くの歴史的資料が消失してしまったのです。それを惜しんだ有志たちが、会津の文化や歴史を後世に残すため、会津武家屋敷が造られました。

駐車場

無料駐車場を利用しよう

会津武家屋敷には、無料で利用できる駐車場が併設されています。収容可能台数は100台で、大型車も駐車可能です。仮に併設の駐車場が満車の場合は、東山温泉共同駐車場を利用しましょう。こちらの収容可能台数は40台ほどで、駐車料金は無料です。会津武家屋敷へ徒歩5分程度のため、混雑時はこちらに車を停めるのがおすすめです。

基本情報

	住所	〒965-0813 福島県会津若松市東山町大字石山院内１−１
	営業時間	8:30～17:00
	TEL	0242-28-2525
	Webサイト	http://www.bukeyashiki.com/

平均レビュー

3件のレビュー

復元された武家屋敷。展示内容が非常に豊富でちゃんと見ると時間がかかります。一家自刃の場面が再現された人形の前では涙が出ました。会津に来たら必ず訪れた方がいいと思います。

訪問日:2025.01.03 時間帯：10時30分頃料金：大人1名950円（バス１日乗車券の割引もあるらしい）所要時間：1時間ちょっと（ゆっくり見るなら2時間は欲しい）歩くだけでさっと見なら30〜45分くらい。バスの時間があったので、最後駆け足で見学。 2時間あるとかなりゆっくりみれる。別途、体験等もあるらしい

発見された図面をもとに、会津藩家老だった西郷頼母邸を再現した施設です。家老として客を迎える玄関や警備の者が休む部屋、主君を迎える部屋など、屋敷内の各場所の役割が丁寧に解説されています。あるいは七夕を楽しむ子供の様子を人形を使って再現しておりほっこりとしたかと思えば、同様に人形を使って一族が自刃した様子が再現されており、胸が詰まる思いでした。当時の上級武士の暮らしを知るには最適の施設だと思います。その他にも陣屋（代官の屋敷・役場）を再現したものや、資料館、赤ベコの色つけ体験、弓矢体験、食事処、大きな土産物売り場など盛り沢山です。じっくり楽しむと半日はかかるかと思います。会津若松駅からかなり距離はありますがバスも出ており、施設の前に無料の駐車場があります。